冤罪 事件
判断能力減退せずと鑑定書 下関駅殺傷事件の控訴審 - z
2005/02/10 (Thu) 22:36:37
判断能力減退せずと鑑定書 下関駅殺傷事件の控訴審
山口県下関市のJR下関駅で1999年、15人を殺傷したとして殺人罪などに問われ、1審山口地裁下関支部で死刑判決を言い渡された元運送業上部康明被告(40)の控訴審公判が13日、広島高裁(大渕敏和裁判長)であり、「被告は対人恐怖症だったが、善悪を判断する能力を著しく減退させるものではなかった」との精神鑑定書が証拠として採用された。
上部被告に事件当時、責任能力があったかどうかが最大の争点になっており、精神鑑定は1、2審を通じて3回目。責任能力を完全に認めた1審判決の判断を補強する内容といえる。
(共同通信) - 1月13日16時43分更新